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皆さんこんにちは。理工学部機械材料海洋系学科一年の北出歩夢です。今回、僕は今までのサッカー人生で気づいたある一つのことについて書いていきたいと思います。
皆さんは今あなたは自分の所属しているチームではどのような役割を果たしていると思っていますか?ここでのチームとはサッカーのチームだけでなく、会社、家族、仲良し友達グループなども当てはまります。私がこの15年間のサッカー人生で気づいたことは

人にはある一定の役割りがある

ということです。なぜ私がこのように思い始めたのか、そのわけについて話していきます。
私がサッカーを始めたのは6歳の頃、一歳上の幼馴染に憧れて始めました。その時はまだ何も考えず、ただひたすらにサッカーを楽しんでいました。それから地元のサッカー少年団、ジュニアユースのクラブチームへとサッカーを続けて行きました。そして、高校生となりサッカー部に入部しました。そこでは自分より技術の有る人々がおり、私は下の方の人間でしたが、どうにかトップチームへ上がれるようにただひたすらに練習して行きました。この時、私が目指していたプレースタイルというのはサッカー選手で言うと、トニクロース選手のようなパスでゲームメイクをしていくといったスタイルでした。その為、自主練ではパス&コントロールやロングキックを中心に行ってきました。しかし、なかなかトップチームに上がることができなかったのです。それから、私たちの代になった時トップチームには上がれましたが、試合に出ることなどほとんどなかったのです。自分たちの代になり考えるようになったのは『試合に勝ちたい』ということです。今までは自分が『試合で活躍したい』という自分中心の思いから、チーム中心の思いへと変わって行きました。そんな時、自分には何ができるのか、自分の役割はなんなのかというふうに考えることが多くなっていきました。チームにはゲームメイクができるやつ、ドリブルで敵を抜きシュートを決めるやつ、ヘディングの強いやつ、キャプテンとしてチームをまとめるやつがいました。そんな中で、自分の役割はゲームをコントロールするということではないと分かりました。私にはスルーパスでアシストしたり、ボールを展開したりということはできなかった、そこで自分ができることは、試合でセカンドボールを拾い攻撃につなげることだと思ったのです。ここでは勘違いしてほしくないのは、私は別に諦めたわけではありません。あくまで『チームが勝つ』という目標を果たすためです。例えば、ドラゴンクエストというゲームの中でも勇者になれるのは一人だけです。勇者というとみんなの憧れるものですが、全員がなれるものではありません。だからといって、勇者だけでは魔王に勝つことはできません。魔法使いや戦士が必要なのであり、魔王に勝つためにそれぞれの役割を果たすのです。このようにして、自分の役割を知り、目標をみんなで達成することはすごく楽しく、達成感があります。自分自身にの役割を果たすことはとても大切なことなのです。大学生になった今、この横浜国立大学サッカー部での自分の役割を果たし、関東II部昇格という目標を果たします。

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