チームの話

横濱祐雅

こんにちは。
平素より大変お世話になっております。横浜国立大学体育会サッカー部2年横濱祐雅です。今年度、副主将を務めさせていただくことになりました。文面で大変恐縮ですが、梅澤先生やOBの方々、そして部員、横浜国立大学体育会サッカー部に関わって下さっている皆様、2020年自分が持つ全ての力をサッカー部に注ぎ、関東2部昇格に貢献する所存ですので、応援よろしくお願い致します。

君嶋から始まった新首脳学年の部員blogも残すところ私含め3人となりました。私のblogをきっかけにサッカー部のSNSのフォロワーを激増させようという野望を抱いている次第です。拙い文章ですが、最後までお付き合いしていただけたら幸いです。

早速ですが、私の夢は「綺麗な奥さんと結婚、娘が3人、犬が1匹、おしゃれな一軒家を購入、歳をとったら海外に移住する」です。今回はこの夢について語りたいと思います。 まず、綺麗な奥さんと結婚するためにするべきことは、…。

・・・。

冗談です。気を取り直します。皆さんの冷めた顔が思い浮かびます。

「チーム」
これをひとつ軸に話を進めていこうと思います。当たり前ですが、サッカーはチームスポーツです。ピッチ内の11人でボールを繋ぎ、ゴールを奪う。ベンチには監督、コーチ、控えの選手がいて、応援席にはメンバー外の選手、サポーターがいる。幼い頃から頭に染み付いた、この当たり前の事実を新チームが発足した今、私たちは考え行動しなければならないと思います。

そもそもチームとは、共同で仕事をする一団(広辞苑より)のことなのですが、「そんなことは誰でも分かる、今更何を言ってんだこいつ」と殆どの方が思ったことでしょう。
しかし、圧倒的な指導者やトレーナーがいない。運営も全て選手が行う。試合のメンバーを決めるのも練習メニューを決めるのも選手。

関東リーグレベルの大学では「ありえない」環境ですよね。

そんな国大サッカー部であるからこそ、「チーム」とは何かを考え行動し、そして成長するチャンスが常に目の前に転がっていると思います。

チームの成長には、4つの段階(ステージ)があります。
①【形成期】フォーミング
②【試行錯誤期】ストーミング
③【規範期】ノーミング
④【達成期】トランスフォーミング
すべてのチームは、この①→②→③→④それぞれのステージを経て成長していきます。
【形成期】のメンバーの状態は、「依存・他責」
チームが結成されたばかり。お互いのことも、何をするかも曖昧。与えられた目標に向かって行動する。
まさに今の国大サッカー部です。
【試行錯誤期】は、「自律」
各メンバーの本音の意見が場に出る。対立や衝突が起こり、感情がモヤモヤする。パフォーマンスが低下する。
【規範期】は、「共存・共栄」
情報共有が進み、役割とルールが明確になり、目的や目標が自分ごととして設定する。そして成果が出始める。
最後の【達成期】は、「統合」
阿吽の呼吸で動けるようになる。チームがあたかも一つの生き物のように機能し、目覚ましい成果が生まれる。

そうです。

国大サッカー部が④の段階に到達すれば、それは関東リーグに昇格している時なのではないでしょうか。

どうすれば強くなれるのか。その答えを知っている部員は恐らくまだ1人もいません。まだまだ試行錯誤です。しかし、この考えることがとても重要なのです。

今年のテーマである”考動”

常に部員全員がピッチ内外問わず、考え行動し続けることで強く、そして本当の「チーム」になると私は思います。遠い道のりではありますが、それが関東リーグ昇格への1番の近道です。

次に私がブログを書く頃には、チームとして一つでも上のレベルに成長しているはずです。
いや、
間違いなく強くなっています。

そうなるために副主将になったのだから。

部員のみんなへ。
昨年末全員で関東昇格決定戦を観に行った日のことを覚えていますか?
あのスタジアムの雰囲気、プレーの質、応援席の一体感。全てが自分たちの想像しているレベルのひとつ上だったよね。俺たちはあのレベルを越えないと関東リーグには昇格できない。このチームは、首脳4人のチームでも4年生のチームでもない。4月から入ってくる1年生も含めて全員のチームなんだ。力を貸してください。全員の力が必要です。
全員で「関東リーグ昇格」という”挑戦”をし続けよう。

長々とお付き合いいただきありがとうございました。さらなる成長を求め、邁進して参りますので、今後とも横浜国立大学体育会サッカー部の応援よろしくお願い致します。

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