#2020

深谷裕太

新年あけましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
部員一同を代表して多方面での応援とご支援に心よりお礼を申し上げます。
本年も皆さまのますますの発展とご活躍をお祈りいたします。
引き続き変わらぬ応援とご支援の方よろしくお願いいたします。

さて、というわけで1月2日新年1発目のブログを担当することになりました深谷祐太です。

部員ブログを書くことになってからなにを書こうか悩んで色々考えたのですが、これといって語れる趣味があるわけでもなく、波乱万丈なサッカー人生だったわけでもなく、立派な主義主張があるわけでもないので本当に悩んでしまいました。
悩んだ挙句、自分の思っていることを「ブログ」という形でアウトプットする機会はなかなかないので、普段面と向かって伝えにくいことを伝えることにします。

まずは、今年成人を迎えたので一つの区切りとして、両親への感謝。
とにかく今まで育ててくれてありがとう。
自分は本当に手のかかる子でした。
自分に甘くて人に厳しく、ほかっておいたらなにもしないから、勉強なんて小学校2年生で九九も覚えられなくて置いていかれる様なダメな子でした。
きっとダメ人間であることは今もそんなに変わらないですが、それでも「この親の元に生まれたから自分は今こうなれた」と胸を張れることがあります。

それは、相手の気持ちを考えて自分の行動を選択できるようになれたということ。
いわゆる「思いやり」というやつです。
こんなこと言ったらいろんな人からつっこまれそうだけど。
小さい頃から、特に妹に意地悪をしたときに、「自分のされて嫌なことは人にするな」と言って叱られ続けて、気がつけば何かする前に「こうしたら相手はどう思うかな、自分だったらどう思うかな」と考える癖がついていました。
相手の気持ちを考える「想像力」は一朝一夕で身につくものではありません。
現に、大学生になってもこの人は相手がどう思うかなんて一切気にしてないんだろうなと感じることが少なからずあります。
逆に相手にどう思われるか気にしないで振る舞えるのも人の良さだし、自分にはその力が足りないと感じることも多いです。
それでも自分は、人を思いやることを教えてもらえて本当に良かったと思っています。

次に、サッカー部の同期に伝えたいこと。
去年の夏合宿。
首脳決めミーティング。
かずしが主将になって初めて、自分たちの代になるという意味を自覚して、本気でこのサッカー部を変えられる気がした。
俺が変えてやるんだって本気で思った。
だから副主将に立候補した。

だけど副主将にはなれなかった。
同期にNoを突きつけられたわけだから最初は多少ショックだった。
だけどそのあとすぐに、反省した。
自分の今までのサッカーへの態度を考えたときに、こんなやつが副主将になるなんてチームをダメにしてくれと言っているようなものだと気がついた。
サッカー部なのにサッカーのことなにも考えないで組織としてのサッカー部を変えることしか頭になかった。
選ばれなくて大正解だと思う。
だけどめちゃくちゃ悔しいから、サッカーにしろそれ以外にしろなんでもいいから全員を見返してやるって決めた。
貴重な挫折経験と自分を省みる機会を与えてくれてありがとう。

自分は常に一人の大学生としてサッカー部での活動を続けるべきなのか自問自答してる。
今までは、サッカー部を言い訳に他のことをなにも頑張ってこなかったから本当にサッカー部を辞めるべきだと思ってた。
でも、サッカー部のみんなは部活をしながらいろんなことを頑張ってるのをみて、自分が逃げようとしてるだけだと自覚してから、辞めないで色々頑張らなきゃいけないと思い始めた。

最後に、2020年の抱負を。

「逃げないでたたかう。」

新年早々長くて拙いブログに最後までお付き合いありがとうございます。
お粗末様でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

次の記事

工夫