積み重ね

高木勇多

こんにちは。
横浜国立大学サッカー部4年の高木勇多です。

1回目のブログで自分について語りたいことは書いたので、何について話そうか迷いました。

ので、これを読んでくれるだろう後輩たちに向けて、努力の複利について話したいと思います。

有名な話ですが、毎日1%の努力を積み重ねた人と毎日1%の怠けを行った人では1年間ではどのくらいの差がつくでしょうか。

【毎日1%の怠けを1年間行った場合】
0.99の365乗 ≒ 0.0255
【毎日1%の努力を1年間行った場合】
1.01の365乗 ≒ 37.78

その差なんと約1480倍。

これだけの差があるんだから少しでも努力を積み重ねた方がいい、という話です。

ここで考えて欲しいのは、今の自分は1%の努力を積み重ねているのか、ということです。

「自分は努力している」と思う人が大半だと思います。

練習を見ていても全力で走り、どうしたらいいか考えてプレーしていると思います。

ですが振り返ってみて、

疲れ切ったとき、あと数歩走ればボールがとれるところで立ち止まったこと、相手の抜け出しを見送ったこと、パスコースをつくりに走らなかったことはないでしょうか。

これを1%の怠けだと思いません。
しかし、これではずっと1のままなんだと思います

私は努力の複利を傾きなんだと思います。

限界を超えることで元々の努力の傾きaが1日後には1.01aになり、2日後には1.0201aになり…最終的に1年間後に37.78aなるんだと思います。

現在の自分を破らなければ傾きはaのまま直線的に成長していきます。

ただ、限られた4年間の学業やアルバイトなどの時間的制約がある中で上を目指していくには二次関数的な成長が必要です。

365日毎日の1%の努力はムリです、疲弊します(笑)

ただその半分くらいあと1歩足を動かすことができれば、目標達成に近づけると思います。

自分を振り返ると、
疲れで後数歩を出せなかった次の練習で、疲れた後のスプリントのあと1歩を意識的に出せたとき。

最終ラインの1対1で、前回堪えることができずボールに突っ込んでしまった場面で隙ができるまで粘れたとき。

ビルドアップのときに奥までパスコースが見えたとき、出しどころの判断が出来たとき、狙った足に想定したパススピードでボールを通せたとき

筋トレで最高重量を更新することができたとき

それらを達成したとき、1%の努力ができたんじゃないかと感じています。

ただ、現状をみて自分の努力の積み重ねは全然足りなかったんだと思います。

怪我をしないという目標は達成することはできず、Aに上がることはできず、全く足りませんでした。

すごい悔しいし、たらればを考えてしまうこともあります。

ただ、過ぎてしまったことはどうしようもないです。

後数ヶ月という少ない期間で、後輩たちに1%の努力を示すために全力で取り組みたいと思います。

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