ちょっとの好奇心

鈴木七菜

皆さんこんにちは。
都市科学部環境リスク共生学科2年の鈴木七菜です。
今までずっと見るだけだった部員ブログもついに書く方に回ってきてしまいました。文章を書くのは苦手なので読みづらい点も多々あるかと思いますが、お付き合い頂けたら幸いです。

突然ですが、皆さんは大事にしていることはありますか?ありきたりですが、自分を見つめ直す良い機会だと思い、このブログでは私が大事にしていることについて書こうと思います。

それは「好奇心を持つこと」です。

自分で言うのもなんですが、私は色々なものに好奇心を持ってると思います。多趣味だともよく言われます。でもそれは初めからそういう性格だったのではなくて、せっかく生まれた好奇心の芽を摘まないようにしているだけなのです。

それはなぜか。

好奇心を持つことは、新しい環境下にいける第一歩だからです。
新しい環境下には学べることが沢山あります。自分の知らなかった知識、物の見方、感じ方などなどたくさんのことを学ぶ機会があります。私は、様々なことを経験し知見を増やしてこそ、人として大きくなれるし、人生が充実した楽しいものになると思っています。

好奇心は人間なら老若男女、誰にでもあるものです。しかし、年を重ねるにつれてそれは薄れてしまうように感じます。子供の頃なら「あれやりたい!」と言ってなんの躊躇もせずやっていたことを、今では「私には出来ないだろう」とか「時間の無駄だろう」と考えてしまって、いいな、面白そうだなと思ったのに、心の中で諦めて結局やらなかった、なんていうことがあると思います。皆さんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。年を重ねて知識も増え、自分の能力もある程度分かっているのですから、躊躇してしまうことは当たり前です。慎重になることもいいことだとは思いますが、新しい世界も知らずに生きていくのは楽しいと思いますか?そこで線引きして躊躇して、やれば良かったと引きずるのも悔しいので、私は出来るだけ好奇心を大切に一歩踏み出して、色々なことに挑戦したいと思っています。

サッカー部に入部したのも単なる好奇心からです。高校の時、80人余りの部員全員女子のダンス部だった私は、マネージャーなんてキャラじゃなかったのに、どうして入部したの?と本当によく聞かれます。理由は単純で、サッカーは元々好きだったし、マネージャーというものにただただ興味があったからです。
私は好奇心を大事にして、一歩踏み出してサッカー部に入部してよかったと今では思っています。とは言っても、入部した直後は、今まで自分が生きてきた環境との違いに慣れるのに時間がかかりました。
でも結果、サッカー部に入部して1年経ちますが後悔はしていません。環境に慣れるまで嫌なことも辛いことも沢山ありましたが、諦めないで続けてよかったなと心から思います。好奇心だけで入部して、段々と環境に慣れて、楽しいと思うことが増えて、微力ですが自分も貢献できるようになってきました。ちょっとずつステップアップできたのは、サッカー部という環境のおかげだと思っています。
サッカー部は部員全員が本気で努力して考えて行動して色々なことに挑戦できる集団であり、そういう環境です。それを肌で感じる度に本当にすごいなと思いますし、行動力の高さに日々圧倒されています。それと同時に私も頑張ろうとも思えます。大学生にもなって、こんなにも刺激しあえる、こんなにも学べる環境下で過ごしていけることは恵まれているなと日々感じていますし、この集団の中に自分も入っていることで、人として大きくなれている気がするのです。

ちょっとの好奇心から私の中でサッカー部が大きなものになり、もはや「日常」へとなりました。皆さんも興味を持った世界に臆せず飛び込んでほしいと思います。なにか新しい学びがきっとあるはずです。新たな環境下に飛び込むことは少し勇気がいることですし、大変なことも多々ありますが、そこでしか感じられないこと、経験できることがたくさんあります。小さなことでもいい。ちょっとの好奇心から生まれる芽を育ててほしいし、私もこれからも育てていきたいです。そして、サッカー部にもさらに貢献できるよう、努力していきたいと思います。

拙い文章でしたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。新型コロナウイルスの影響で今まで当たり前にしていたことが出来なくなり、不安なことも多々ありますが、こんな時こそ新しい挑戦をするチャンスなのかなとも思います。自分なりに考えつつ、収束することを願って正しい行動をしていきたいです。
皆さんも健康には気をつけてお過ごし下さい。

最後になりますが、横浜国立大学サッカー部を今後とも応援よろしくお願い致します。

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