佐賀にいます
こんにちは。横国サッカー部2年の松下亮太です。
突然ですが、私には2つ上の姉がいます。姉は立教大学で、女子ラクロス部のマネージャーをしています。姉のよると、その女子ラクロス部がかなり強いそうです。今年は、女子ラクロス競技において学生日本一になったそうです。毎年トップ争いをしているそうです。
一方、私が所属する横浜国立大学サッカー部は降格の心配がない県リーグに属し、関東リーグへの昇格を目指していますが、昨年は入れ替え戦に進出することもできませんでした。
私にはこの2つの組織が対極にあるように感じました。そこで何か違いがあるのか、姉へのインタビューを通して比較してみることにしました。
私は強さの秘訣を聞いてみました。
姉は自信満々に「組織力だね」と答えました。そのあとに、立教女子ラクロス部の制度について、次のようなことを語り始めました。
まず、ファミリー制度というものがあるそうです。これは縦割り班です。200人ほどいる部員を学年ばらばらに分け、立候補と投票で決められたファミリー長(二年生以上)をリーダーとして配置するそうです。ファミリーでは集会などを通した、部のルールやモチベーションの浸透、部員それぞれのケアなどが、目的だそうです。
次に親子制度です。これは1年生一人に上級生が一人付き、質問、相談に応じます。その仲は食事に行くほどだそうです。
一方、横国サッカー部には、そのような姉の言う「組織力」を上げるような仕組みはあるのか。
ありました。笑笑。
まず、班活動です。栄養班、戦術班、フィジカル班がそれぞれ関東リーグ昇格のために必要なことを、調査・考察し全体ミーティングで共有する活動などを行っています。今年からはミーティングは毎週行い、練習一つ一つの目的などを共有しています。
次に1on1ミーティング制度です。これは上で挙げた親子制度とほぼ同じ制度です。
他にもYNUS活動など、横国サッカー部では理念に基づいて、姉の言う「組織力」を上げる活動を行っています。
比較して分かったことは、行っている活動自体そこまで違うわけではないということです。
しかし、最初に述べたように成績は結構違いました。
何が違うのか、もう一度考えました。すると一つ思いつきました。それは歴史です。
横国サッカー部では班活動は3年前から(おそらく)、毎週のミーティングは今年から、
1on1ミーティングは昨年から、YNUS活動も数年前からです。理念でさえ昨年です。
これらのどの仕組みも長期的にしか成果を出さないだろうものでした。
私は、横国サッカー部は昨シーズン、様々なことを変えたのになぜ結果は振るわなかったのか、不思議に考えていました。
しかし、考えてみれば当然のことでした。姉の言う「組織力」があろうチームはおそらくどれもずっと前から続けているのです。少なくとも立教大学女子ラクロス部はそうらしいです。
組織が変わるのには時間がかかるようです。横国サッカー部のミーティングでは「今変わらないと!」という言葉をよく聞きます。しかし、そう深刻にならなくてもいいのかもしれません。「変わっているのだから、安心して続けよう」でいいのかもしれない。上の比較から私はそう考えました。
最後に。このブログで私は偉そうに意見を述べてきました。それには理由があります。
佐賀にいるからです。気が安らぐ地元です。1年の中で一番幸せな年末年始でもあります。
この2つの理由から気分がハイになり、何も考えずに自由に述べてしまいました。
このくだらない文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。