切り替えていこう!

高木勇多

大体の方ははじめまして。横浜国立大学体育会サッカー部3年の高木勇多です。私のブログを見に来てくださった方も、何気なく覗きに来てくださった方もありがとうございます。部員ブログを開始してからアクセス数が伸びていて個人的にとてもうれしく思っています。感謝感激雨霰。

私は今年の初めにこう宣言しました。
『今年の夏合宿は無事に乗り切ります!』
結果、左膝内側側副靱帯損傷により夏合宿でプレーすることは叶いませんでした。

今回このブログでは、私のサッカー人生を語る上では欠かすことのできない要素について書きたいと思います。
それは「怪我」についてです。
怪我はしない方がいいよ!でもしちゃったらしょうがないね!ってことを伝えていきたいと思います。

私の中で印象的な「怪我」は3つあります。

1つ目は中学3年生の夏に経験した右足首骨折。
中学3年生の夏頃の怪我でした。中学生最後の時期であり、進路についてとても悩んでいた時期だったのを覚えています。ちょうど私立高校のセレクションを受けようかと考えていた矢先の練習試合で右足首を骨折。中学最後の大会には出れず、後悔にさいなまれながらも受験勉強に取り組んでいました。

2つ目は高校1年生の時と高校2年生の夏頃に経験した右膝半月板損傷。
人生で一番悔しい怪我です。計画性もなく何も考えず、早くサッカーがやりたいと行動した結果でした。マジ悔しい。私は合計約1年間サッカーが出来ず、悔いの残ったまま引退を迎えることとなりました。この怪我が、私が大学でサッカーを続けようと思った大きな要因です。

3つ目は大学1年・2年・3年の夏に経験してしまった右肘脱臼・左瞼挫創・左膝内側側副靱帯。
なんと3年連続で夏合宿を最後まで経験することができませんでした。呪われているんじゃないのかというくらい、合宿中かその周辺で怪我をしてきています。1度も夏合宿をまともに乗り切れず今現在となってしまいました(笑)。まともに乗り切れた合宿は1年の春合宿が最初で最後です。

怪我って本当に嫌です。怪我前の状態に戻すまですごく時間がかかっちゃいますし、日常生活にも支障が出ます。特に夏の松葉杖は地獄ですね、もう二度と経験したくないです(笑)。

最初の頃は「何で自分ばっかりがこんな怪我をしなくちゃならないんだ。」、「あのときああしてれば、怪我せずに済んだのに。」とか考えて、長いこと沈んでました。
うだうだうだうだ悩み、不貞腐れてトレーニングにも身が入らず、サポートもせず再び運動が出来るまでただ無為に時間をすごす日々。
けれど、怪我の経験が(無駄に)積み重なっていくごとに、「怪我が良くなるまでどのくらいで、その期間中にどれくらいまでトレーニングが出来て、いつ復帰できそうか。」など、起こってしまった出来事を受け入れて、「次はどうしようか」、「何ができるだろうか」を考えるようになりました。

怪我を通じて感傷的にならず、状況をあるがまま受け入れられるようになったとおもいます。試合中でも日常生活の中でも、ミスした後の自分の持ち直し様が変わりました。
ただこれは結果的に良かったことであって、トータルで見たら相当なマイナスだと感じています(笑)
筋トレとか試合中に掴めそうだった感覚や技術など、怪我をしたことで失った機会はとても多いです。今でも、「あそこの怪我たちがなければ、今の自分の実力はもっと向上させることが出来ていたのではないか。」と考えてしまうことがあります。しかし、この考えは時間の無駄であり、怪我の中で培った自分の中でプラスのものに目を向けるべきなのです。
何を言いたいかというと、怪我をすることはとても嫌なことですが、そこまで悩み沈むものではないのだということです。

怪我によって得られることはもう十分に得ることが出来たので、そろそろ怪我をしないような頭づくりに励みます(笑)

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