スタッフとして
はじめましても、はじめましてじゃない方もこんにちは。いや、こんばんは。そしておはようございます。横浜国立大学体育会サッカー部3年生、山下航平です。
さて、部員ブログというわけですが、はっきり言ってなんでこんなに序盤に書かなきゃ行けないんだと思っています。
なぜなら、私は、いまサッカー部の中でも、なかなか特殊な位置の「運営スタッフ」として属している。
3年生の途中までプレイヤーとして、サッカーしてきたが、現在はプレイヤーとしてサッカーをしていない。プレイヤーのほうがよっぽどいいこと書けるって。
でも、せっかくなので運営スタッフとして活動したことを執筆しようと思う。
さて、私が運営スタッフになるとき、正直何から手をつけていいのかわからなかった。前例も特にないし、いままで存在がなくても運営ができていたからだ。
そこで、せっかくだからなんか新しいことをやりたいと思い、YNUS活動の一環として「地域貢献」をテーマにした地元商店街のお祭り参加を提案した。
個人的に既に動き出していたこともあって、企画として通った。
体育会組織として地元のお祭りに参加している例は結構あり(立命館大学など)、地域密着による様々なメリットも含めたら参加できることは大変、有意義な活動でありサッカー部のためになると思った。子供たちが多く参加する地元、和田町商店街地蔵祭りに参加することはサッカー部が行っているYNUS・YSCCフットサルスクールの認知を広げることもできる。やるしかない。運営スタッフとして、(立場のなくなってきた)私は奮起した。
まず、祭りの責任者に会いに行った。
「ごめん、もう閉め切っちゃった。」
そう、お祭りの企画を考えていたのは、お祭りが8月23日開催なのに対し、企画を提案したのは8月3日。もう開催まで20日を切っていたのだ。やべえ。
しかし、(存在意義の問われ始めていた)運営スタッフとして、私は奮起した。
横浜国大の組織でほかにもお祭りに参加する、「和田べん」さんに連絡を取って無茶行って、和田べんさんの出店スペースの中に、サッカー部の出店を取り付けてもらったのだ。
サッカー部として販売するものは、ラムネにした。祭りっぽいし、仕入れるのも簡単で、販売に特別な技術や資格がいらないからだ。また、多くのプレイヤーが協力してくれるといことだったので、商店街のゴミ拾いを一緒に行うこととした。
そして迎えた当日、仕入れたラムネ300本に対し販売できた数はおよそ250本。収支も赤字にならず、ゴミ拾い活動も多くの人に感謝され、祭りは大成功に終わった。
実現には本当に沢山のご協力をしていただいた。
和田町商店街の責任者である村上様、無理言って出店スペースを作ってくださった和田べんの皆さま、私の勝手な提案にも関わらず参加してくれたプレイヤーのみなさん。
本当にありがとうございました。
なお、勝手に企画した立場でありながら、当日に参加できないという大失態。
本当にごめんなさい。
運営スタッフとは何なのか、存在意義を問い続ける。
「いままで存在がいなくても運営できていたからだ。」
ふと、そんな言葉が頭をよぎる。
私の活動はまだ始まったばかりだ。