「偽物」

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平素よりお世話になっています。理工学部、数物・電子情報系学科一年の町村至です。今回、部員ブログを書くことになり自分の書く駄文がネットの海を彷徨うかと思うととても怖いですが、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。

突然ですが皆さん、「偽物」と「本物」どちらのほうが価値のあるものだと思いますか?流石に何か絵のようなものを買おうとするときにわざわざ偽物を買う人はいないので、ここでいう「偽物」、「本物」というのは自分自身の状態のことだと思ってください。自分自身を「偽物」だと思って日々過ごすか、「本物」だと思って日々過ごすか、どちらのほうが有意義でしょうか。私は断然自分自身を「偽物」だと思いながら過ごしたほうが有意義だと思います。「偽物」のほうが「本物」よりも「本物」になろうという意思がある分そこに価値がある、つまり人間としての伸び代があると思うからです。(どっかの詐欺師が全く同じことを言っていましたが気にしないでください。)

やっと本題に入るのですが、今回は私が勉強やサッカーなど何かを上達しようとするうえで大切にしていることを書きたいと思います。それは「偽物になる」ということです。この発想は高校生の時にサッカー部の顧問もしていた物理の先生に「君たちはまだ物理は初心者なんだから、まずは君たちより幾分か物理が出来る僕の真似をしなさい。じゃないと伸びないよ」と言われたときに、確かにそうだなととても心に響き今でも言われた時のことを鮮明に覚えています。それから私は何事においてもまずは「本物」ではなく「偽物」になる。このことを意識して勉強やサッカーに取り組むことにしました。

勉強でこの手法はとても効果があったと思います。なぜなら勉強においては「本物」と呼べるものが私の身近にたくさんあったからである。例えば、学校の先生、塾の先生、産雇王書などです。問題を解いていてわからない問題があったら解答を見ればその中身は「本物」であることが約束されているので、私は迷うことなくその解答の手法を真似して問題を解けば次に解くときには解けるようになっているからです。

勉強ほどではないですが、サッカーにおいても同じことがいえると思います。現代ではDAZNなどのおかげでプロサッカー選手のプレーをいつでもどこでも見ることが出来ますし、YouTubeには様々なプレーの解説動画なども上がっています。また練習に行けば自分よりうまい先輩や同輩がいて、自分よりサッカーを深く理解しているコーチがいるわけなので、自分が真似すべき対象はたくさんます。なのでその人のプレーや言葉をよく見て聞いて、自分のものにしていくことで成長していくことが出来るからです。

このように僕の考え方を書いてきましたが、皆さんにとっての良い成長方法は様々違うと思うので是非皆さんも自分なりの成長方法を探してみてください!まとまりのない文章にはなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。これからも横浜国立大学体育会サッカー部をよろしくお願いします。

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