2019/10/10
3年 金井 大樹
blog

「挑戦〜世界を楽しくする〜」これが国大サッカー部の理念。組織の継続的に発展し続けるためには統一された考え方=理念が必要であり、監督がいない自主運営の国大サッカー部には特にこの意思統一の指標が必要不可欠。けど、こういう理念っていうのは、日々の生活で常に意識するのは難しく、部員の頭から存在が薄れていっちゃうかなと思ったので、自分のブログで触れてみようと思う。

そしてこれから、このブログのテーマ「挑戦」と「成長」について書いていく。どうやったら成長出来るのか。その成長を加速させるのが、この国大サッカー部の理念である「挑戦」であると。


さて、本題に移る前に、お前誰だよって話。1年生は僕の存在すら知らない笑。国大のLINEグループに何か知らない人いる。って気付いてくれた1年生がいたらそれだけでも嬉しい。
僕、金井大樹は今カナダにいます。もうこの時期からカナダグースが着れちゃうくらい寒いです。

さてさて、何でカナダにいるの?


挫折

大学1年の秋、足首に違和感を覚えた。自分にとって大事な時期だったため、その怪我をかばいながらプレーし続けた。ただの捻挫だろうと思ってた。医師も自分の足首のレントゲンと症状を観て、捻挫だろうと。けど、一向に治る気配はなく、大きな病院で精密検査を受けたところ、手術が必要な大怪我だった。気付きにくい、治りにくい、厄介な怪我だと。競走馬なら安楽死させられるらしい。人間でよかった。笑

サッカーが大好きだった自分は何の迷いもなく、出来るだけ早く手術して、もう一度思いっきりサッカーがしたいと思った。半年間のリハビリもサッカーをもう一度楽しむために頑張れた。そして、ついに復帰して、仲間とサッカーできる喜びを感じてた。数ヶ月後、また足首に違和感を覚えた。同じ場所。精密検査を受け、2度目の安楽死宣告。絶望とはこういうことか。って思った。実質1年近く、ちゃんとプレー出来ていない。もう一度手術したら、また6ヶ月間のリハビリ生活。復帰出来たとしても、また同じ怪我を負うかもしれない。もう、腐ってた。心にぽっかり穴があいた。大好きなサッカーが出来ないこと。そして何よりも、仲間達が激しく本気でサッカーと向き合い、日々の練習、活動を通して、成長している姿を間近で見ているのが辛かった。自分は怪我人としてリハビリとチームのサポートに徹する。もちろんチームのサポート面の重要性はわかってた。でも、そこだけに徹する覚悟とモチベーションはなかった。自分の中ではプレーをするということが軸にあったから。

自分の大学生としての時間を無駄にしてるんじゃないか。これから自分はどうしていくべきなのか。本当に迷いに迷った。毎日考え続けた。選択肢を探し続けた。自分が1番成長出来るのはどの道なのか。

自分は負けず嫌いだ。仲間達の成長速度に負けないくらい成長し続けたかった。今の状態でここに居続けたら、自分が思うような成長は出来ない。そう思った。そして、決断した。違う道を選ぼうと。大好きな仲間達と離れるのは本当に辛かった。数ヶ月後から首脳学年として部を引っ張っていく立場になる時期だったし、みんなが自分を頼ってくれてるのも知ってたから、その責任を放棄するのもどうかと思った。怪我をしてようとも、プレー出来なくても、国大サッカー部に残り、首脳学年としてチームを作り上げ、導いていく。その過程を通して成長できるのはわかってた。でも、自分をより成長させるであろう道に「挑戦」したかった。


ってことで、今カナダにいます。

怪我から逃げるために外国行ったんでしょ。って思われるのが嫌なので、というより、自分自身、怪我と向き合うのをやめるために国大サッカー部を離れたと思いたくないので、国大で日々切磋琢磨している仲間達に勝る努力をカナダでしよう、そう思って毎日生活してる。成長した姿を皆に見せれるように。



ANOTHER SKY

初めに述べた通り「挑戦〜世界を楽しくする〜」が国大サッカー部の理念。海外行って英語出来るようになったら、世界楽しませるっていう理念にめっちゃ貢献できるじゃーん!国大サッカー部のグローバル化じゃん!そんな表面的な事じゃない。ここでいう"世界"っていうのはグローバルって事じゃなくて、個人内面、チーム、大学、社会、、、っていう自分自身とその周囲の人、環境のことだって解釈できる。

そして、楽しむことが1番の成長に繋がる。"世界"を楽しませることが、自分自身を成長させるのに、周囲の環境に影響を与えるのに、1番の方法であると。そういう「挑戦」をしていこうっていうことなんだと思う。

カナダに来てからの生活を一言で表すならこの「挑戦」って言葉が相応しいと思う。カナダに来てから、本当に色んなことに挑戦してきたけど、全ては書ききれないから、自分にとって1番の「挑戦」だけを書こうと思う。


AIESEC

アイセックって読みます。アイセックとは126の国と地域で活動する世界最大の学生団体です。自分は今カールトン大学支部に所属していて、学生に海外ボランティアを提供する活動をしています。具体的な活動内容としては、

*校内のブースで通りすがりの学生に営業
*電話営業
*適当な授業に行き、プレゼン
*顧客と1on1 コンサルテーション
*VISAや保険の手続きなどのサポート
*パートナーシップ国との会議
*マーケティング活動
などなど、やることいっぱいです。

何で、こんな詳しく活動内容を書いたかっていうと、これら全部が自分にとって「挑戦」だから。

約半年前にカナダに来た時は、ほとんど英語が喋れなかった。ゆうて、今でも完璧に喋れるとは到底言えない。そんな日本人がカナダで学生団体に所属し、上記の活動に毎日従事してる。

*日本にいる時でさえナンパするってなったらドキドキ止まらないのに、適当な外国人に英語で話しかけて営業しろと。

*電話かけて、1on1コンサルテーションの予定を組むだけじゃん。"だけ"じゃない。電話越しの英語はより聞きにくくてパニック。

*大教室の授業に行ったら、200人くらいの前でプレゼン。手足ブルブルに震える。日常会話ですら不便を感じる言語で。

*日本語でさえ、手続き関係の書面を読むのは苦手だったな。


こういう自分にとって「挑戦」と呼べるような活動を毎日やってると、いつの間にかそれが当たり前のように出来るようになってる。

"英語を話す"こと自体が挑戦だった6ヶ月前。おしゃべり男が一気にコミュ症になった6ヶ月前。

AIESEC の活動で「挑戦」を繰り返してる今は、どうやってプレゼンしたら人の心に響くのか。どうやったら顧客を説得して獲得できるのか。結局、AIESEC のプロジェクトの知識をもっと増やさなきゃいけない。とかっていうのが「挑戦」になってる。

恐怖でしかなかった"英語を話す"ことがもはや「挑戦」じゃなくなってる。

これって確実に成長。出来なかったことが出来るようになってる。

これが自分がAIESECにいる理由。

1年間っていう限られた時間しかいられないカナダでAIESECに身を捧げてる理由は明確だ。

Put myself out of my comfort zone.

「挑戦」がゴロゴロ転がってる環境に身を置く。



新たな挑戦

今、少人数のメンバーをまとめるチームリーダーというポジションに就いている。

チームリーダーに立候補するか本当に迷った。なぜなら自分にその職が務まるか不安だったから。自分が英語ペラペラな意識高い系のやつらの上に立ち、うまくまとめ上げ、導けるのか。めちゃめちゃ怖かった。でも、取れる「挑戦」は全て取ろうと決めた。それが確実に自分を成長させるって知ってるから。

自分はチームリーダーとして全く完璧ではない。さらに、やるべき仕事も増え、チームの業績を上げる責任もある。正直、毎日めっちゃ不安。でも、チームリーダーに立候補する。っていう「挑戦」がどんどん新しい「挑戦」を与えてくれて、自分の成長を加速させてくれてるのを感じてる。やっぱり「挑戦」してみることが大事なんだ。怖かったけど、立候補してよかった。


そして、この「挑戦」を思いっきり楽しんでいこうと思う。人生楽しんだもん勝ち。その「挑戦」を楽しめたら、"世界" を楽しませられる。


「挑戦〜世界を楽しくする〜」


最後に、国大サッカー部の皆、ほとんど部に関われていない自分にこのブログを書く機会を与えてくれてありがとう。

成史たち首脳陣がプレーと頭と心でチームを引っ張ってることだけじゃない、圭や柾也がスポンサー活動など新しいことに挑戦している姿に刺激を受けてるからこそ、自分もカナダで頑張れてる。

離れていても刺激をもらえる素晴らしい仲間を持てて幸せです。