2019/08/22
3年 渡部 圭
blog

平素よりお世話になっております。経営学部3年の渡部圭です。
他大学の部活では恒例になっている部員ブログですが、ついに横浜国立大学サッカー部でも開始します。個性豊かな部員が揃っていて、多分見てて面白いと思うので、今回のこのブログがつまらなくても、「部員ブログ」のことは嫌いにならないでください。お願いします。


………。


そんなことでトップバッターという大役を任されてしまいました。言い出しっぺが結局最初にやらないとダメなんですね。こんなことなら言わなきゃよかった。本当に何を書いたらいいかさっぱりわからなくて、他大学のブログを改めてめちゃくちゃ見ました。そしてたくさん見ていくうちに、

「そもそも、なんで部員ブログを始めようと思ったの?」

という疑問が出て来ました。その答えを探って真っ先に浮かんで来たのは、4年前、自分の高校サッカーの終わりを告げたホイッスルの音、そしてうなだれる観客の光景でした。


私が在籍していたのは都立三鷹中等教育学校というなんとも高校とは思えない名前の学校です。いわゆる都立中高一貫校で、高校生ではなく中等4年、5年、6年生と呼ばれる特殊な環境でした。しかも、私はこの中等教育学校の1期生の代。前身校の都立三鷹高校は自分の1個上で幕を閉じる。つまり、私が中等5年のときに1個上には高校3年の先輩がいました。
その三鷹高校サッカー部は、「都立の星」と呼ばれ、推薦制度がない環境下でも激戦区東京都予選も勝ち抜き全国大会に出場するすごい部活でした。小学4年のとき所属していたクラブチームのOBがキャプテンとして三鷹高校で全国に出てベスト8まで勝ち上がった姿を見て、かっこいい、ここで自分も全国に出たい、と強く思いました。そして事もあろうか、私が中等5年生のとき三鷹サッカー部は東京都予選を勝ち抜き、全国大会に出場することができました。このとき自分も出場しましたが、当時3年生の1個上の先輩が中心になって成し遂げたことだし、自分の貢献度も低くあまり語ることができないので詳細は省略します。

そんなこんなで私は中等6年生となり、副キャプテンとしてチームを引っ張る立場となりました。正式に三鷹高校サッカー部は、三鷹中等教育学校サッカー部となり、私たちは『三鷹高校サッカー部』の文化を引き継ぐ上で重要な1年を迎えました。ゴール前では泥臭く守る、走り負けない、強かな三鷹のサッカー。中等教育学校になって弱くなったとは絶対に言わせたくない。

しかし、結果は散々でした。公式戦全敗、リーグ戦も全敗。1回も勝てませんでした。サッカー専門の記者に書いてくださった記事には、「公式戦23連敗」と書かれたほど負けました。悔しい、情けない、辛い、まさに地獄でした。1年前に見た選手権開幕戦の景色と、選手権1回戦の南豊ヶ丘フィールドで見た地獄の光景。もっとこうすればよかった、あのとき死に物狂いで踏ん張るべきだった、努力したつもりでいたんじゃないか、後悔ばかり残りました。そうです、私の高校サッカーは不完全燃焼で終わってしまいました。

引退して、受験勉強にも本腰が入らず、ただ惰性で過ごす日々が始まりました。この先どうなるのか検討もつかないまま、読みたくもない参考書を片手にスマホをいじってました。その時に、なぜそのページに行ったのかもわからないのですが、読むことになったのが慶應義塾大学ソッカー部の部員ブログでした。そこには自分と同じように高校サッカーに納得がいかず、大学サッカーの世界に挑戦した姿が描かれていました。

自分もこのままじゃ終われない、あの挫折を価値ある過程に変えたい、もう一度挑戦したい、何か成し遂げたい、そう思い大学サッカーをやる決意を決めました。

その後現役不合格で浪人生活を送ることになっても、その気持ちは揺るがなかったし、辛いこと、迷いが生じた時にはいろんな大学サッカー部の部員ブログを見て、前向きに進むことができました。こうして今、いろんな境遇があり、横浜国立大学体育会サッカー部に所属しています。大げさですけど、

「あの時あの部員ブログを読んでいなかったら」

違った未来になっていたかもしれません。けれど、間違いなく大学サッカーに挑戦するきっかけにはなりました。このサッカー部に入ったからこそ得た仲間や経験も数え切れないほどあります。高校サッカーとは違って、サッカーの競技面だけでなく、運営面の質の大切さにも気づかされました。高校サッカーのあの悔しさを晴らすことは未だにできていませんが、充実したサッカー生活を送れています。あのブログには感謝しかないです。

そんな部員ブログですが、大学生になった今でも継続的に読んでいます。どの選手も個性豊かで、参考になる考え方もたくさんあるし、各大学ごとに色があります。前述した慶應ソッカー部の部員ブログとか、東大ア式蹴球部のfeelings、筑波の部員ブログなど、挙げたらきりがありません。部員ブログからなんとなくその大学サッカー部の雰囲気とか思いが感じられてすごく面白いです。このように、色々と自分たちで考えて情報発信してブランディングできるのも大学サッカーの魅力だと思います。

だからこそ私たちサッカー部も部員ブログを始めるべきだと思い、今日から始動することになりました。書く内容は人によっておそらくばらばらで、真面目なテーマだったり、読んでいて面白かったり、ふざけてんの?と思うものもあるかと思いますが、私たちサッカー部ならではの色を出せていけたらなと思います。そして高校生時の自分のように、この部員ブログから大学サッカーに挑戦しようと決心される方がいたら、こんなに嬉しいことはないです。

最後になりますが、ここまで大学サッカーをやってきて思うのは、やはりピッチの中で自分の存在意義を見出したいという気持ちです。もちろんピッチ外、運営面での貢献も同じくらい、もしかしたらそれ以上に大切で価値あることだとは思います。近い将来訪れる社会人の自分にとって、ピッチ外での経験の方がプラスになるのも疑いようがないと思います。けれどサッカーをやっている以上、試合で活躍したい、結果を残したいという譲れないプライドの方が自分の中では大きく、強い気持ちなのは間違いないです。

しかし現状は、ピッチ内でこれといった活躍もできず、何もチームとして成し遂げていません。大学3年生になった今、高校生の時の挫折、悔しさが次第に風化してしまってるのではないか、と危機感を感じることもあります。あの反骨心、初心を忘れずに残りの大学サッカー生活を走り切りたいと思います。

最後までお読みいただき誠にありがとうございます。今後とも応援宜しくお願いします。